3月11日の東日本大震災から約半年が経ちました。
半年経った今でもがれきが残っている所があったり、原発の問題もあったりとまだまだ問題は山積みだと思います。
日本は世界有数の地震大国であり、世界中の地震の約10%が日本で発生しています。
また、今後30年以内に首都圏や東海地震(マグニチュード7~8ぐらい)の発生する可能性が70%~80%と言われています。
「地震は起こる」ということを前提に事前の準備を進めましょう。
今回は地震に負けないための3つのポイントを紹介させていただきたいと思います。
①非常用の持ち出し品の準備
非常用の持ち出し品の準備は、すぐにできる対策です。
といっても、家族構成によって必要なものや量も変わります。
地震発生直後は国からの支援はほとんど期待できません。
2~3日間支援物資がなくても困らないよう、買い置きできるものは多めに用意しておくようにしましょう。
②家具の備え
地震が起こると家具が倒れてくるだけでなく、それによって逃げ遅れたり室内でケガをすることがあります。
落ちたり倒れたりするものは固定をし、重いものは低い場所におくことが重要です。
特に寝室や子供、高齢者のいる部屋にはなるべく大きな家具は置かないようにしましょう。
③復興への備え
地震により建物が倒壊したり、地震を原因として発生した火災については通常の火災保険では補償されないので注意が必要です。
これらを補償するためには地震保険の加入が必要になります。
日本では国や自治体による再築費用の支援は困難であり、また義援金などの支援があったとしても、時期も金額もニーズに合ったものとは限りません。
地震で壊れた住まいを再築し、生活を復興させるためには個人での備えと努力が必要になります。
地震はいつ起こるか分かりません。明日起こるかもしれない地震に負けないよう、今日何が出来るかを考えてみましょう。
(株)リスクマネジメント 雨宮 善人
http://www.rm0906.com/
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