生命保険に限らず、損害保険も含めると保険はなぜ必要なのでしょうか?
物が壊れたら…
その物を修理したり、新しく購入するための費用に保険金が充てられます。
病気や怪我をしてしまったら…
病気や怪我を治すためにかかった治療費を補ってくれます。
保険は失ったものを取り戻すためにあります。元の形に戻すためにかかる費用を賄うために定期的に保険料を支払い、万が一に備えるのが目的です。
生命保険は自分が死んでしまったら、自分で保険金を受け取れません。受け取れないのなら、何の意味もない。だから生命保険は必要ないという人もたくさんいます。
では、なぜ、人の死と引き換えに保険金を支払う生命保険は存在するでしょうか?加入する人がいるのでしょうか?
それは自分以外の人のために加入するのが生命保険だからです。
・あなたが父親や母親であれば、家族の生活のため
・あなたが子供であればご両親や、兄弟のため
・あなたが会社の社長であれば、従業員やお客さんのため
すべて、周りの人への思いやりの気持ちだと思います。
生命保険が気になったら、以下のことを考えてみて下さい。
「自分以外の誰のためにいくら加入するのか?」
・自分が亡くなったら、お葬式などいくらくらいかかるか。その費用は誰が支払うのか?
・自分が重い病気になって亡くなるとしたら、治療費等はいったいいくらかかるのか?そして、それは誰が支払うのか?
家族をはじめ回り人が、あなたが亡くなることで、お金の面でどの程度困るかということを知ること。
それが自分の大切な人への思いやりの気持ちだと思います。
(株)リスクマネジメント 雨宮 善人
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